阪神淡路大震災や日本海ナホトカ号重油流出事故などの災害時、全国から
ボランティアの人々が救援に駆けつけました。災害が発生すると全国のボラ
ンティアの方々が復興に動いてくれますが、そのボランティア受け入れ窓口
は社会福祉協議会が主となり、災害ボランティアコーディネーターがボランテ
ィアセンターを立上げます。そこでボランティアをしてもらいたい人がボランテ
ィアをする人に依頼をするシステムです。
災害救援ボランティア伊東も伊東市に在住の災害ボランティアコーディネータ
ーを中心とした各方面に精通した人々によって設立されました。
伊豆半島の東側に位置する伊東市は東海地震や神奈川県西部地震の影響を
受け甚大な被害が想定されます。災害時に県外・市外からのボランティアの方
々が来てくれるのを、待っていては早い復興は望まれません。そこで災害救援
ボランティア伊東では、伊東市民に“自分を守ろう!家族を守ろう!伊東を守ろ
う!!”と呼びかけると同時に災害が発生した時に“よし、私も何かお手伝いを
!”という方を登録会員としています。
阪神淡路大震災では、災害時のビルや高速道路の倒壊・湾岸線道路の液状化
・電柱やブロック塀の倒壊・土砂崩れ・放置車両など。また、災害後の消防活動
・住民の避難場所への移動・復興作業などので車両の通行が不可能になります
。そんな中バイク隊が大活躍を致しました。このオートバイの機動力を生かして
災害復興のお手伝いをすべくバイク隊を結成し致しました。
また災害時は、普段我々が便利に使っている携帯電話などの通信連絡手段が
使えなくなってしまいます。電話線の切断・アンテナの倒壊・中継基地局やNTT
局内でのトラブルなど、また復旧しても被災者安否の連絡などで回線はパンク
状態になってしまいます。
そこでアマチュア無線を使ってバイク隊及び会員同士や本部との連絡・情報収集
・発信をなどします。これは災害時において最も有効な通信手段と考えられます。
災害救援ボランティア伊東はアマチュア無線隊とバイク隊を駆使し、一般会員を
サポートしコミュニティーネットワークを構築していきたいと考えております。
災害救援ボランティア伊東の災害時の動きを図にしたものは
をご覧ください。