平成12年9月、静岡県からの要請を受けた静岡県ボランティア協会は、
静岡県災害情報支援システム研究会を発足させ、その一年後には災害
時に必要な情報が、いつでもどこでも誰にでも、受信・発信できる仕組み
として、災害時に効果的な支援を行うための新しいシステムが必要であり
、それを機能させるためには行政と市民、そしてNPOや企業・災害支援
ボランティアなど様々なジャンルで活躍している方々が、それぞれの役割
を互いに理解し、協働して積極的に取り組むことが必要であることを提言
しました。


平成13年9月から平成14年3月にかけて、静岡県ではその提言書をも
とに、災害情報支援システム『toukaijishin.net』を構築しました。


このシステムは、東海地震に備えて都道府県の境界を越えた住民・防災
関係機関など相互の情報交換・共有を目的とした災害情報ポータルサイ
トにあたる存在であり、災害ボランティア共通の情報サイトとして、また行
政と民間がそれぞれの役割分担を明確に理解し、情報を集積し一覧可
能にするための《協働》の場として提供されております。


災害救援ボランティア伊東も、一個人・一団体だけでなく、さまざまなメン
バー・アマチュア無線家たちが緊密に繋がったネットワークでの運用を目
指しております。

市民がお互いの役割を確認しつつ、積極的に情報の発信者となること。
そのことが、大きな役割として求められるシステム。

これこそが本来の防災システムのあるべき姿だと考えます。

災害情報支援システム

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